2015年3月7日

美容と理容

先日の新聞記事に
美容と理容を分けている法律のことが載っていました。







「美容室では顔そりとか出来ないんですよね?」


たまにお客さまに聞かれることがあります。



「そうなんです。顔そりや襟そりは理容室でないと出来ないんです」





他に違いってあるのかな??




美容師と理容師は学校から別になります。
美容科と理容科
なので

両方ともハサミとクシで仕事はしますが
技術も基礎も全く違います。


でも、同じヘアスタイルを作る仕事。

髪を切って、曲げて、色を変えて・・・




70年ほど前に作られた法律で

男は理容室で髪を切る

女は美容室で髪を切ると決められたそうです。


美容室が男性客のカットをしていいのは
パーマなどの美容行為の一環でのみ。

だから厳密には美容室は
カットのみの男性客は施術してはいけないことになっています。


何ともナンセンス。


それ以外にもこの法律に寄って弊害も多々あるようです。




70年前の価値観が変わらず法律として
定められていることにちょっと驚きです。


ヘアデザインだって
今はジェンダーレスになってきているのに。



近い将来

理容と美容の垣根がなくなっているのかもしれませんね。

そうなるとまたヘアサロンの形態も
もっと多様化して

サロンの在り方も変わっていくのかも。














0 件のコメント: